人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ありがとうはまほ(う)のことば

mahonoai.exblog.jp
ブログトップ

ラッキーが重なり合った奇跡

今日は5月27日、木曜日です。
お天気は晴れ。風が強いです。

いのちの恩人の誕生日から
一夜明けました。
1999年(平成11年)11月1日の
手術が成功し、目を覚まさなかったら、
この世に、まほは存在しなかったんですね。

まほは非常にラッキーな運命
だったと思います。
いくつかのラッキーが
重なり合ったんですね。

倒れた場所が自宅で、
携帯電話があったから
妹に連絡できました。
固定電話にたどり着くことさえ
できない腹痛でした。
クリニックも徒歩3分の場所で、
往診を頼んだら、
車いすを貸すから、
すぐ来てくださいと。
緊急で診察のとき、
わたしの口から出た言葉は
「胆石があります」と一言。
それを聴いた医師は
すぐ救急車を手配してくれました。
その救急車もクリニックの
すぐそばだったんです。
救急車なんて乗ったことがなく、
その時も自分の腹痛を
軽く思っていました。
意識があったわたしに
救急隊員は、
希望の病院はありますかと
聴いてくれました。
駅に近い病院を指示し、
わたしは安心しきっていました。
連携プレーのお蔭で
無事病院に入れました。


能天気だったのは、
わたしひとりだったようです。
生存確率もわずかだったわけですが、
胆石なんて盲腸のようなもので、
1ヶ月もすれば会社にいけると、
気軽に考えていました。

自分が大変な病気であったと知ったのは
68日ぶりに目覚めてから、
しばらく後でした。
なぜなら、21世紀というじゃないですか。
ですから、わたしは脳こうそくか何かで、
だれかに助けられ、
ベッドにいると思ったのです。
話を聴き、もうビックリしましたね。

また話が長くなりました。
いのちだけは
どんなにお金を積もうとも買えません。
助けていただいたいのち、
大切に使わせていただきます。
そう決意を新たにしました。
先生、本当にありがとうございました。
ここまで来られましたのは
先生の情熱あるご判断、
愛のある治療のお蔭でございます。(きっぱり)

さてさてリハビリ(午前中)は、
歩行器で11往復・330メートル、
マシン350回、所要時間8分10秒。
感謝の心で歩いてきました。

みなさぁん、応援とお留守番を
ありがとうございました。


by mahorou | 2010-05-27 13:38 | 2010年のつぶやき

詩集「ありがとう」のみんなの広場(まほ)リンクフリーです


by まほ