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ありがとうはまほ(う)のことば

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被害妄想よと言われたことはありませんか

今日は6月26日、土曜日です。
お天気は雨。梅雨が戻ってきて、
蒸しあっついです。

今日がお誕生日の方、
おめでとうございます。
26の和は「8」、無限大の可能性を
秘めた佳き日です。
今日は仙台で、まほの「ありがとう」の詩が
朗読いただけるようで、
併せてうれしい日でもあります。
素敵な日でありますように。


今日は分かち合いについて、
おしゃべりさせていただきますね。

入院中、こんなことがありました。
わたしはお風呂に入れませんので、看護師さんに
体を拭いて(清拭)もらったりするんですね。

みんな忙しいのはわかっています。
2年以上も入院していれば病院の住人です。
内情も少しはわかっています。

でも、忙しい、忙しいだけで、
何日も体を拭いてもらえないので、
看護師さんにお話ししたんです。
やんわりと・・・です。

そうしたら、その返事が、
「まほさんの被害妄想よ」と笑いながらのひと言。
わたしは「被害妄想」という言葉で、
すべてのことを片付けられた事が
とても哀しく、口惜しかった。

「被害妄想と言うなら、わたしに代わって
この個室で、ベッドに寝たきりでいてください」
と口惜しさのあまり激怒しました。

わたしは・・・
わたしの気持ちを聴いてほしかった。
答えがほしかったんじゃないんです。
してあげたくても手が回らないことだってあります。
なんとか工夫するね、ごめんね・・・
と「まほ」の話を受け止めてほしかったんです。

理解してもらえないなら、
反面教師にしようと思いました。
いやだからと言って退院などできません。
かといって、いやな思いのまま過ごすことは、
却って暗い毎日で、そんな私を見たら、
家族は悲しみます。

そこで、自分の悲しい心は、
まほが味方になって、
「うんうん」と聴こうと思いました。

わたしは看護師さんに
自分の気持ちをわかってほしかった。
じゃあ、わたしは看護師さんの気持ちを
考えたことがあるのかと思った時、
わたしはわたしの気持ちを
優先していたと気付いたんです。

わたし=あなた、
それではだめだと思った時、
なんにもしてくれないと、
不満を積み上げるんじゃなくて、
わたしに対して何かをしてくださったら、
感謝して、その都度「ありがとう」を
言おうと思ったんです。

そうしたら、わたしの気持ちも明るくなって、
今まで抱いていた不満は
いったい何だったんだろうと思ったんです。
看護師さんがやさしくなった気がしたんですよ。

こうやって、書いていて思いますのは、
自分が与えてほしいなら、
まず自分が人さまに与えるべきだと
はっきりわかりました。
「愛されたい」のなら、「愛しなさい」のことばが、
まほのこころに深く流れ込んできます。

傲慢というのは自分のことしか考えない時、
謙虚というのは、自分の気持ちを受け止めたうえで、
相手の立場に置き換え考えられる、
柔軟な心だと思いました。

どんなに親しくても、わたし=あなたと
感情や考え方がおんなじではないと
心しようと思いました。

人さまの声を耳だけで聴くんじゃない。
あったかい気持ちを持った心と目も使い
聴いてみたいです。
そうしたら、きっときっと
分かりあえる気がいたします。

お休みの方は、ごゆっくり。
お仕事の方は、お気をつけて。

今日も最後まで読んでくださって、
ありがとうございました。



by mahorou | 2010-06-26 08:57 | 2010年のつぶやき

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