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ありがとうはまほ(う)のことば

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haruさんに朗読していただきました・「君の名は・・・」

「ゆっくり生きる」のharuさんが
まほの「きみの名は・・・」の詩を朗読くださいました。
わたしの勝手な思いと思っていましたが
haruさんに共感いただけ朗読してもらえました。
とてもありがたいです。
ブログ友・ひまわりさんの書も
素敵に活かしてくださいました。

ご訪問は こちら

人間が自分から
好んですることには罪はないんだ、
自分がそうしたくてすることは、
その人間にとってはすべて善なんだ。
反対に望みもしないことを望むようにみせたり、
自分で信じないことを信じているように
よそおうことこそ、罪であり悪というんだ。
(栄花物語、山本周五郎)

人には弱点がある、醜い反面がある
言行必ずしも直からず
省りみて忸怩たらざる無きはない
身も心も傷だらけなのだ
万身創痍となりながらもへたばらず
つんのめっては起き
踏み倒されては立ち
いかなる悪戦苦闘にも昂然と額をあげ
屈せず撓まず高きをめざして往く
そこに人間の真の生命があるのだ
(山本周五郎戦中日記、山本周五郎)

おれたちの命は
自分ひとりのものではない、
祖先から受けて、子孫へと送るものだ。
(山本周五郎戦中日記、山本周五郎)






Commented by mahorou at 2014-04-17 11:25
2010過去記事

2000年の5/26に人工呼吸器が外れ、
30日におなかの傷がふさがったのですが、
31日を最後に主治医の先生の転勤があり、
他の病院へ行かれることになりました。

これには、とても辛いものがありました。
これからというときに、
先生と別れなければなりませんでした。
でも、考えてみますと、
その最後に合わせるように、
わたしの治療を進めてくださったのでした。
あとの先生が困らないように。
本当にありがたいことでした。

人は時として自分に
何の落ち度がなくても
苦しい場面に立たされることがある。
逆に、たいした努力もしていないのに、
幸運な出来事が訪れてくれることもある。

意味を考える必要はない。
今できる最善を尽くすか、
心から感謝するか、それだけ。

(ロングテール)

最善を尽くしてくださった先生。
これからのわたしも一生懸命努力をし、
心から感謝し、がんばろうと誓ったのでした。

ほとんどのことが、
自分のせいでは
ないことじゃないですか?
それだったら、
自分が楽しんで出来ることを、
ひとつだけでいいから見つけませんか?
それが、あなたの適材適所になります。

Commented by mahorou at 2014-04-17 11:25
つづき

歩けないまほに、
歩けるようになれと言われ、
責められればつらいです。
でも、目がみえ、指が動きます。
パソコンができます。
そのパソコンを扱うこと、
苦痛ではなく、好きなことです。
楽しんで続けられることです。
歩けなくても、耳が聴こえなくても、
まったく関係のない世界、
いい国、いい時代に生まれたことを
心から感謝しています。

まだ楽しみが
見つからないというあなた。
なんにも心配いりません。
ゆっくり、「まほ」と一緒に
探していきましょうよぅ。
あなたは「まほ」より、
ずぅっとお若いんですからね。
そういう宝探しは、
時間がある「まほ」に
お任せくださいな。
Commented by mahorou at 2014-04-17 11:28
2010過去記事

わたしは将来をいたずらに
不安がるのはやめています。
・・・でも、それは先のことを
何も考えていないという
意味ではありません。

自分の20・30年後のこと、
ちゃんと考えています。
考えられるのは、
考えられる頭がある「いま」だからです。
病気になったとき、
今まで考えもしなかった突然の出来事に、
頭はパニックになりました。
想定外のことが起こり、
どうすればいいのか、わからずに、
絶望しました。

そうして、もがき苦しむ中で、
わかったことがあります。
元気な時こそ、
元気じゃなくなった時のことを想定し、
心を鍛えておく必要がある・・・・と。

元気じゃないとできないんです。
突然の病気や病気の告知、
正常な神経で、落ち込まない人などいません。
いくら普段強い人でも、弱くなります。

そんなとき、少しでも、
落ち込みを和らげることができるのは、
元気である「いま」、
20・30年先のことも考え、
心の準備ができているかと
いうことなんです。

Commented by mahorou at 2014-04-17 11:28
つづき

わたしは歳を重ねられること、
とてもありがたく思っています。
なぜなら感謝の思いが増え、
先入れ先出し法で過去の
口惜しい想いや
許せないと思っていたことが、
少なくなっていくからです。
頭の中が感謝で増えれば、
不満は減っていくんですね。
無理に忘れるとか、
許そうと考えなくても、自然に。

わたしが歳を重ねられるというのは、
親も年老いていくということです。
親から、いのちをいただいている
ともいえるんですね。

ですから、わたしが
20・30年後の自分を
考えるということは、
親や家族の20・30年後を
考えることでもあるんです。

今までのわたしは超健康体で、
病気になったわたしや、
死の危険がある自分を
考えたことがありませんでした。
しかし、病気は私にいろんなことを
教えてくれました。

元気な時にこそ、
人生についてしっかり考えるように・・・
そうして、ありがたいという感謝の気持ちを
思い出として心に刻んでおくということを・・・。

Commented by mahorou at 2014-04-17 18:05
2011過去記事

年とるとみんなさびしくなるのや。
やりとげたことより、
やりとげられへんかったことを考えたり、
あきらめた夢を思い出したりな。
それが普通の人間や。
どんな人も幸せだったり
不幸だったりするのや。
そやからな、わたしの言うとおりにしたら
幸せになれます、さびしくなくなりますなんて、
にこにこ顔で言う人は、信用でけへんのや。
(新ほたる館物語、あさのあつこ)



わたしは、あさのあつこさんの言葉に、
スカッとするんですよぅ。
なんかね。「そうだ、そうだ」と叫びたくなる言葉が
多いんですよね。

>そやからな、わたしの言うとおりにしたら
>幸せになれます、さびしくなくなりますなんて、
>にこにこ顔で言う人は、信用でけへんのや。

この部分、50代のまほは気持ちいいほど
共感できるんですよ。
感じ方は人それぞれ。
万人に好かれる人などいませんし、
好かれようと思ってする行為は長くは続きません。

正座したことがない人が
10分ぐらいならごまかせても、
3時間は無理でしょう。

Commented by mahorou at 2014-04-17 18:06
つづき

わたしはね。
その時、その時の自分の気持ちを
大事にされたらいいと思うんですね。
たとえ、100人の人がよかったという
映画やテレビでも、自分が面白いと感じなかったものを、
その後も無理やり見続けないですよね。

人さまと思い方が違うから、
自分はだめだと卑下する必要、ないんですよぅ。
あなたはあなたらしく、
ご自分を嫌いではないと言う思いこそ、美しくて尊いです。
歳を重ねたら、愛おしい存在になられますからね。
どうか、自信をもってお進みください。

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by mahorou | 2014-04-17 10:18 | haruさんによる朗読 | Trackback | Comments(6)

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