カテゴリ:「ありがとう」詩集公開( 94 )

72.生きるとは目に見えないものを信じること

わたしたちって
目に見えるものを
信じきってしまうよね

ほんとうは
もっと真実があるはずなのに
気付けない

でも
わたしたちの殆どは
目に見えないものを
信じているからこそ
恐(おそ)れることなく
生活をしているんだよ

気付いてた?

わたしはやっと
気付いたよ

ボールペンなら
残りのインクで
あとどれだけ
書けるかが分かる

調味料も
飲みものだって
残りの分量で
おしまいがわかる

目に見えないのは
自分の「いのち」

若いから
残りの時間が
長いものでもないよね

お年寄りだから
残りの時間が
短いわけでもない

気力や
運命ってものが
左右するよね

自分の「いのち」って
あとどれだけって
見えないでしょ
だけど
未来はあるって
疑っていないでしょ

目に見えないものを
ちゃんと信じているから
恐れず生きていける

だったら
もっともっと
目に見えない真実を
信じましょうよ
あなたも
わたしも


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by mahorou | 2009-08-24 00:00 | 「ありがとう」詩集公開

73.母の味

73.母の味

ざんねん ざんねん
もっともっと
あなたに知ってほしかった

あのころは
忙しくて
食べさせるのが精一杯だった

ざんねん ざんねん
もっともっと
あなたに知ってほしかった

今ではお料理を
伝えることが
出来ないわ

キッチンバサミでの料理を
強がってみたけれど
握力をなくした
手では無理だった

あなたにとって
母の味はありますか?
なければ
あなたが作ってください
それが
わたしの願いです





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by mahorou | 2009-08-24 00:00 | 「ありがとう」詩集公開

70.おばあちゃんとの出逢い

あの時のあのことがなかったら・・・
そんな体験は誰にでもあるだろう
私もおんなじ

あの入院がなかったならば
そしてそこで95歳のおばあちゃんに
出逢わなかったら
今の自分はありえない

「もっと書いとくれ」のおばあちゃんの一言
平仮名ばかりの たどたどしい手紙を
まいにち毎日 読み返しては
「今あんたの手紙読んどる」って
両手を合わしてくれたっけ

ワープロ絵手紙の原点は
おばあちゃん

空を仰ぎ 
心の中でつぶやく
「あ・り・が・と・う」


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by mahorou | 2009-08-23 00:39 | 「ありがとう」詩集公開

71.夢は無限大

71.夢は無限大

あのころは
あとどれだけ泣けば
涙は涸れるのか・・・

あとどれだけ我慢すれば
強くなれるのか・・・

あとどれだけ強くなれば
笑えるのか・・・
真剣に考えていた

いまは
「どれだけ」と
期限を設けることはない

夢は
あきらめなければ
無限大だから



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by mahorou | 2009-08-23 00:00 | 「ありがとう」詩集公開

68.アンタはえらい!

68.アンタはえらい!

眠れない夜があった
体が動かないときがあった
しゃべれないときがあった
食べられないときがあった
目を開けていられないときがあった
痛くて痛くてたまらないときがあった
泣いてばかりいたときがあった
楽しみを見つけられないときがあった
くさっていたときがあった

全部ひっくるめて自分だった
そんな過去の自分がいて
現在の自分がいる

辛かった中で
ありのままの自分を
受け入れたとき
何かが変わった気がする

涙はいつになったら
涸れるのかと
心配したけれど
ちゃんと
いつの間にか乾いてた

自分自身に
もっともいい時期って
無理やり
強がらなくても
自然とやってくるものなのですね

いまでは
そんな自分が
ちょっぴり誇らしい

「アンタはえらい!」
そんな声がした










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by mahorou | 2009-08-22 00:00 | 「ありがとう」詩集公開

69.あのころは

69.あのころは

ベッドの上から
見ていた景色
それは・・・そら
ともだちだった

そらに
浮かぶ雲を
ぼんやりとながめ
雲のかたちや
流れゆく雲を
目で追っかけた

ゆっくり 
ゆっくり
なにを想い
どこにゆくのだろう

わたしの心も
雲に
どことなく
似てる気がした

だから
ともだちだったのかも
しれない




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by mahorou | 2009-08-22 00:00 | 「ありがとう」詩集公開

66.穏やかな日々

66.穏やかな日々

こんな穏やかな日が来るなんて
だれが想像しただろう

みんな口にこそ出さないが
再起は無理だろうと
祈る気持ちだったに違いない

いつになったら
この場所から脱出できるのか
脱出するには
どうしたらいいのか
死に物狂いで
がんばった日々

文字が書けないから
ひらがなの練習をしているだけなのに
同室のみなさんは
「アンタはえらいわぁ」と
何度も褒(ほ)めちぎる

廊下を通る人も
みな同様に
看護師さんに
「あの人は毎日勉強してるねえ」と

廊下で車椅子に乗って
ダンベルを持ち筋トレ

「がんばってなあ」
「応援しとるよ」
まるで有名人並に
励ましてもらった

あげくの果てには
「アンタを見とると元気が出る」なんて
うれしいことをいってくれる
介護されているご家族のみなさん

その節は
ありがとうございました
お陰で
こんなに元気になりました
これからは
ご恩返しさせてもらいます





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by mahorou | 2009-08-21 00:00 | 「ありがとう」詩集公開

67.私は負けない

67.私は負けない

びょういんで
まけないというもじを
自分をはげましながら
なんども なんども
かいていた

いまは じたくで
こころのなかに
ありがとうのことばを
つづってる











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by mahorou | 2009-08-21 00:00 | 「ありがとう」詩集公開

64.春風に乗って

64.春風に乗って

耳を澄ますと
みんなの声が
聴こえてくる

春風に乗って

がんばったね〜
しんどかったね〜
えらかったね〜


目を閉じると
みんなの顔が
浮かんでくる

春風に誘われて

がんばったね〜
しんどかったね〜
えらかったね〜


私のきもちを
みんなに
伝えておくれ

春風に乗って

ありがとう〜
ありがとう〜
ありがとう〜






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by mahorou | 2009-08-20 00:00 | 「ありがとう」詩集公開

65.清らかなもの

65.清らかなもの

澄みきった空
透きとおるような海
誠意あふれる心
懸命に努力する姿
すべてにおいて
清らかで美しいもの



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by mahorou | 2009-08-20 00:00 | 「ありがとう」詩集公開