あれから2年半・・・何がわかったか・・・
この世には、
嘘やごまかしや偽物が、
わんさか溢れてんだ。
いちいち落ち込んでたら、生きていけねえぞ。
けど、全部が全部、
偽物ってわけでもないんだよな。
そこらへんが、おもしろいつーか、
へんてこなとこなんだけど。
偽物ばっかでできているわけじゃない。
数は少なくても本物だって、ちゃんとあるんだ。
そこんとこ、覚えとけよ。
(レーン ランナー3、あさのあつこ)
無病息災。人はいつの世も
安穏に暮らしたいと願うものです。
思いがけない災難や病と無縁でありたいと。
でも巻きこまれるのです。
病は養生すれば癒えるかもしれません。
用心すれば罹らずにすむこともあるでしょう。
でも災いからは、人が運ぶ災いからは
人は逃げ切れないものです。
それに、...自分自身が災いの運び人になることだって、
災いそのものになることだってあるのですよ。
(たまゆら、あさのあつこ)
言葉はときに、
こぶしで殴るより、
蹴りつけるより、
深い傷を相手に負わせる。
(一年四組の窓から、あさのあつこ)
あれから2年半経ってわかったこと。
安全神話は崩れたのに、責任を取る人はいない。
「不起訴」・・・「法の限界」・・・それはないでしょ。。。
信じたあたしがバカだったでは済まない。