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ありがとうはまほ(う)のことば

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haruさんに朗読頂きました・「いまの気持ちを」

「ゆっくり生きる」のharuさんが
まほの「いまの気持ちを」の詩を朗読くださいました。
まほのお気に入りの詩ですのでぜひ聞いてください。
ご訪問は こちら

「人生はつらいことが多い」とか
「社会はきびしい」とかいうのは、
生きてりゃだれだってわかることだから、
わざわざ教えられたりすることじゃない。
(ゴールド・フィッシュ、森絵都)

好きとか嫌いとか、
感情だけで生きてたら、
幸せになれないから。
いやしかしな、幸せを認識するのは
人間の個人的感情なわけだから、
感情を無視して生きたら、
幸せにはなれんだろう。
(気分上々、森絵都)

ずるいよ、なんか自分だけ不幸みたいで。...
人より大変な性分にうまれついたと
思ってんのかもしんないけどさ、
自分の弱さをこわがってんのかもしんないけど、
でもほんとはみんな一緒じゃん。
だれだって自分のなかにこわいもんがあって、
それでもなんとかやってるんじゃないのかよ。
(つきのふね、森絵都)





Commented by mahorou at 2014-03-06 14:22
2012過去記事

わたしは将来をいたずらに
不安がるのはやめています。
・・・でも、それは先のことを
何も考えていないという
意味ではありません。

自分の20・30年後のこと、
ちゃんと考えています。
考えられるのは、
考えられる頭がある「いま」だからです。
病気になったとき、
今まで考えもしなかった突然の出来事に、
頭はパニックになりました。
想定外のことが起こり、
どうすればいいのか、わからずに、
絶望しました。

そうして、もがき苦しむ中で、
わかったことがあります。
元気な時こそ、
元気じゃなくなった時のことを想定し、
心を鍛えておく必要がある・・・・と。

元気じゃないとできないんです。
突然の病気や病気の告知、
正常な神経で、落ち込まない人などいません。
いくら普段強い人でも、弱くなります。

そんなとき、少しでも、
落ち込みを和らげることができるのは、
元気である「いま」、
20・30年先のことも考え、
心の準備ができているかと
いうことなんです。

Commented by mahorou at 2014-03-06 14:23
つづき

わたしは歳を重ねられること、
とてもありがたく思っています。
なぜなら感謝の思いが増え、
先入れ先出し法で過去の
口惜しい想いや
許せないと思っていたことが、
少なくなっていくからです。
頭の中が感謝で増えれば、
不満は減っていくんですね。
無理に忘れるとか、
許そうと考えなくても、自然に。

わたしが歳を重ねられるというのは、
親も年老いていくということです。
親から、いのちをいただいている
ともいえるんですね。

ですから、わたしが
20・30年後の自分を
考えるということは、
親や家族の20・30年後を
考えることでもあるんです。

今までのわたしは超健康体で、
病気になったわたしや、
死の危険がある自分を
考えたことがありませんでした。
しかし、病気は私にいろんなことを
教えてくれました。

元気な時にこそ、
人生についてしっかり考えるように・・・
そうして、ありがたいという感謝の気持ちを
思い出として心に刻んでおくということを・・・。


Commented by mahorou at 2014-03-06 17:22
2012過去記事 美しいと思う感情

今日も朝目覚められた。ありがとう。
ご飯も美味しくいただいた。ありがとう。
お布団も干してくれた。ありがとう。
パソコンも替わってくれた。ありがとう。


表題の件、みなさんはなんだと思いますか。

まほは、
「せつなさ」・・・一番美しいと思うんですよぅ。

人間は老いて死にます。
例外はなく100%完全に。

50代後半に入り、
老いを実感し、戸惑う中で、
入院中に出会った95歳のおばあちゃんの言葉を思い出しました。

当時、まほは47歳。
老いるということ、わかっちゃいなかった。

おばあちゃんがどんなに切ない気持ちだったか。
「なんでこんなにバカになったんやろ」
「なんでこんなにシワクチャなんやろ」

今なら少しわかるよ。
ごめんね、おばあちゃん。。。



「せつない」という気持ちほど美しくて、愛しいものはないですね。
感情の中でせつなさが一番自分を成長させる。
そうして、せつなさが愛や思いやりを深めるようにもおもいます。
せつなさこそ、人生で大切な感情かもしれません。
せつないから踏ん張って前へすすめる気がしていますよぅ。



Commented by mahorou at 2014-03-06 17:23
言葉ではなかなか伝わらない、
通じあえないことに焦れて、
だけど結局は、
心を映した不器用な言葉を、
勇気をもって差しだすほかない。
相手が受け止めてくれるよう願って。

(舟を編む、三浦しをん)
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by mahorou | 2014-03-06 14:19 | haruさんによる朗読 | Trackback | Comments(4)

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