「くもりのちはれ」・関係によっても言葉の受け止め方が違ってきますよね。。。
バテバテだったワタシ
そんな姿を
見られたくなかったのに
顔を上げれば
あなたと目が合った
思わず口をついた言葉は
「なさけないわ」
あなたは笑いながら
「なにをいまさら」
急に肩の力が抜けた
そうだ そうだ
「なにをいまさら」
おんなじ言葉を
口にした
もう一度言ってみた
「なにをいまさら」
笑顔のワタシが戻ってきた
難しいものですね。
同じ言葉でも、誰が、
どういう流れの中で口にするかで、
全く値打ちが違って来る。
(太宰治の辞書、北村薫)
「なにをいまさら」といったのは誰でしょう。
親身になってくれる家族以外の人です。
追記:お答えしますね。
「看護師さん」でした。
もっと詳しく言うと、手術に立ち合った看護師さんで、
開腹状態は非常に悪く、「もう時間の問題」「お若いのにお気の毒」
と思われた患者だったらしいです。
2009年に「ありがとう」の詩集を持って行った際、
いかに自分が奇跡的に助かったか、思い知ったのです。
最後まで読んでくださってありがとうございました